徒然の記

日々の雑感や趣味の事など気の向くままに。奈良県から発信してます。

樹種転換を試みる〜試験方法〜

素人が思いついたや樹種転換試験、こんな手順で樹種転換を試みます。

試験区域の設定

中心木であるクヌギから5m四方、クヌギを中心に一辺10mの試験区域を設定する。

その区域をクヌギから5m四方の範囲に分け、4つの区域(A、B、C、D)内の植物を記録しておく。

林内の光の入り具合をみて間伐し、光が入った時に林床がどのような変化をしていくのかを観察する。

自然種下更新だけでなく新たに植栽を検討する。植栽する樹種はクヌギ、コナラなどの落葉広葉樹を予定。本数が少ないので今回は萌芽更新の為の伐採はしない予定。

天然更新、植栽ともシカによる食害対策について何らかの方法を用いなければ転換施業は失敗に終わるのは明らかなので、何らかの対策を施す必要はあるので、経過を見ながら方法を考える事にします。

林の中に光を入れることによって植生の変化があるのか?それとも変化ないのか?

などを観察しながら落葉広葉樹を増やしていくことを試みます。

 

はたしてどうなって行くのか? 時間はかかりますが楽しみながら観察していこうと思います。

 

 

 

天香久山へ

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 畝傍山耳成山天香久山大和三山のうち天香久山だけ登ったことがなかったので運動がてら山頂を目指してきました。

藤原京跡をのんびりと野鳥をみながらのんびり進みます。

ツクシがでてないか注意して見てましたが、まだ早いようですね。

ヒバリがよく鳴いてました。

まずは天岩戸神社に参拝。

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神社を後にして山頂へ。

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万葉歌碑を見ながら登山道を登っていきます。しっかると整備された登山道はカシやシイの常緑広葉樹やクヌギなどの落葉広葉樹の山で、麓には田んぼや畑が広がりまさに里山ですね。

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山頂からは畝傍山二上山が望めました。

山頂からは来た道を戻らずに天香久山神社方面へ下り、参拝してきました。

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神社から月の誕生石へ。

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月の誕生石の後は蛇つなぎ石へ向かいました。

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 この周囲はクヌギなどの落葉広葉樹が多くこれから季節が進めばいろんな昆虫に出会えるのではと期待が膨らみます。

その後は万葉の森を散策しながら帰宅しました。

初めて歩いた天香久山から万葉の森は里山の環境が残っているのでこれからシーズンは自然観察するのにもってこいの環境に思うので今後も通ってみようと思う。

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季節は移ってますね。

 

 

本日見た鳥たち

ハクセキレイセグロセキレイ、カラス、ヒヨドリ、スズメ、ヒバリ、ホオジロジョウビタキシジュウカラエナガコゲラメジロシロハラツグミムクドリキジバトカルガモコガモキンクロハジロカイツブリ、ケリ、トビ、ノスリ、ドバト。

シロハラコジュケイ。この2種はたぶんそうだと思う。シロハラはしっかりみえていたのだけど確信がない。コジュケイはシルエットだった。

ハヤブサ。これもシルエットで近くを飛んだときは双眼鏡で確認できなかった。チョウゲンボウより大きく見えたのでたぶんそうではないかと。

ノスリは止まってる姿も見れたので得した気分です(笑)

 

 

追記

万葉の森周辺は落葉広葉樹の森があり、田んぼが広がる里山のイメージにぴったりなのですが林床にはササがビッシリと生えている場所が多かったです。後から知ったのですが林床にササが繁ってるのは手入れできてないそうです。

勉強になりました。

主の名は

地上から1m以上の高さに残された糞。

柿の種子が目立っており毛のようなのも混ざっていた。

ハクビシンの糞だろうか?

フィールドサインを読み解く力はまだまだ足りません😭

 

近くには柿の木はないはずなので結構移動してるのですね。

 

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樹種転換を試みる〜はじめに〜

体力、気力がみなぎってる頃は森林限界を越える山頂を目指して登山してた時期があり、その時はやはり森林限界越えてからが山の魅力だ!と真剣に思っていて、今思えば青臭すぎて恥ずかしいのだけど、それも若さの特権だったんだのかなぁと思います(・・;) 

しばらく山登りからは遠ざかっていたのですが、ここ数年趣味で山林徘徊をしております。それも頂上を目指すのではなく山を徘徊して木を見たり、生き物達との出会いを楽しんだりしていました。 ただ自分のフィールドは杉、桧の人工林がほとんどで、植物層特にキノコなどの山の幸の恩恵を受ける事ができる山林はほとんど無いのでそんな森が自分のフィールドにもあればいいのにと常々思っていました。

もちろん足を伸ばせばそんな環境はあるのでしょうが、やはり自分のメインフィールド内にもあればいいのにと。

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 メインフィールドにも広葉樹はあるもののカシなどの常緑広葉樹が多く、落葉広葉樹の森ほんとうに少ない。フィールドのある奈良県はもともと常緑広葉樹が主と習った記憶があります。うろ覚えだけど(・・;)そして広葉樹の林も鹿の食害で下層の植物はほんと貧弱に感じていたし、山の幸を(特にキノコ類)採集する為の山歩きはしたことがないので、そこを満足させる場所も欲しいと思っていました。

 

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 キノコ類はあっても食べようとは思えないのが多いですしね。 食用になるのもあるのでしょうが素人判断ではとても手が出せない(⌒-⌒; )

 

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そんな折に書店で出会ったのがスイスの近自然森づくりについて書かれた本。こういう森づくりの考え方もあるのか!と。

そんな折に山歩きの最中に見つけた林地はカシなどの常緑広葉樹が植わっており、中にクヌギなどの落葉広葉樹が少しある場所に出会いました。その時にこのクヌギを母樹に自然下種更新を進め樹種転換できないか?と考えてしまったのです。キノコやクワガタムシが採集できる山遊びができる雑木林にできないかと?

山林所有者のご厚意もあり樹種転換実験を出来る事になりました。

今回の試験は近自然森づくりの施業方法を参考にしたものではありません。そもそも私自身が理解できてないのでやりようがないのです。

また天然下種更新も期待しつつ、苗木の植栽も検討しており、積極的に人の手を入れていければと思っています。面積はほんの少しですが(^_^;)

少しずつにはなりますが、樹種転換実験を自分の記録がてらブログに書いていこうと思います。

 

 

 

来年の楽しみに

ホームセンターで見つけた山菜の苗木。

山菜は山で採るのも含めて楽しみだとは思うのですが、育ててみたくなり購入。やはりいい値段しました😓

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コシアブラ 3株にタラメ2株をプランターに植える。 

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収穫できるのは来年以降なのですが、まずは枯れないことを祈ります。

 

そして行者ニンニクも購入。

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これは地植えしました。 北の大地で採れるイメージを持っていて、一度食べたいと思ってたんですよ。果たしてこれも無事についてくれるでしょうか?

 

全て収穫できるのは来年。それまでは成長する様子を楽しみにします。